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プロテウス・オペレーション(ジェームズ・P・ホーガン)

プロテウス・オペレーション/ジェームズ・P・ホーガン/小隅黎訳

011765.jpg
写真は文庫新版版らしい

うっかり読み逃していた作品。早川から出ていたとは、、。初版は昭和62年とのことなので初期のガニメデ・シリーズ後ぐらい、うなぎのぼりな時期の作品と言えるかもしれない。

作品の流れとしては、第二次世界大戦で連合国側が敗北した"現在"(1974)から、転機となる過去を変えるべく表題の計画が遂行される。ストーリーの進行と共に、"未来"の別勢力の関わりが本来あるべき結果をねじ曲げていることが判明、アメリカ、イギリスとこの3時点を舞台に展開される。

また、また政治的な動きについてはかなり綿密に描かれている。枢軸側の日本やイタリアについてはあまり触れられていないが、ドイツの台頭に対する恐怖感は描写されており、この点はイギリス人としてリアルなことなのだろう。この辺のヨーロッパの歴史はよく分かっていないのだが、各要素の変遷を追う必要があるとはいえ、ページを多く割いているではないだろうか。

ジャンルとしては、もしもの世界 + 時間旅行の組み合わせのよくあるパターンともいえるが、タイム・パラドックスに対しては多元宇宙、さらに主観時間の経過速度の違いを組合わせている点が新しい。でも、ただでさえごちゃごちゃする時間旅行ものがさらに混乱はしてしまうが、、

終盤にかけての圧倒的なボリューム感、スピード感はさすがポーガンといった感だが、内田氏の訳と比較するとやや古風な文体で読み難かった(慣れのせいか、、)。この訳者、ホーガン本人と新宿で飲んでいる点はすごく羨ましい


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